大田呉服店 大田紀人さん /
リコー通り商店街
リコー通り商店街にある大田呉服店は、創業87年を越える老舗でありながら「日本一おもしろい呉服店」を目指している。
「仕事も人生も大変で当たり前。だからこそ、新しいチャレンジを」
と代表取締役の大田紀人さんが話す通り、伝統や文化と融合しながら新しいライフスタイルを提案している。
デニム生地やレースを使ったカジュアルな着物、さらに絵柄のデザインから関わるオリジナル着物もスタートする。
しかし、大田呉服店は販売だけでは終わらない。
「僕らがやっているのは“お祝いごと”をつくること」
と体験を総合的につくりあげる。
ここでは話せないが、感動の連鎖を生む大田呉服店の“サプライズ”を、ぜひ体験してほしい。
大田呉服店の「着こなし塾」では、一人でも着やすいように前結びで帯を結ぶ着付けを習得できる。
しかも、この私塾は着付けだけで終わらない。
着物で実践したい美しい所作や茶道体験、普段のお手入れ方法まで、全18回に渡って総合的に着物文化を学ぶことができる。
受講生は20代から50代までと幅広く、より豊かで深く、日常的に着物が楽しめると好評だ。
とにかくスタッフが明るく、店内からはいつも笑い声が聞こえる。
そんなスタッフの魅力を活かし、大田呉服店ではSNSやライブ配信を積極的に行っている。
着物コーデイネートや商品紹介のほか、時にはダンス動画も。
「このスタッフに会いたい!」と、県外からもファンが訪れるそうだ。